13PM1A[OSS企画セッション1] Jupyter等の環境を用いたプログラミング教育支援の現状
近年,初等・中等教育においてプログラミング教育が開始され,タブレット端末等を用いた実践的な教育が実施されている.また,多くの高等教育機関では,ノートパソコン必携化が浸透しつつあり,学習者が所有する情報デバイスを用いた教育も増加が見込まれる.
本企画セッション1では,学習者が利用可能な情報環境(キャンパス内のサーバ環境や情報端末を含む)とインターネット上の各種サービスを用いたプログラミング教育支援について議論を行う.数人講師の方に,プログラミング教育・教育環境の支援に関する話題を提供頂き,セッション参加者として共に議論を深める.なお,企画セッション2にもぜひご参加ください.
記
- 開催日時:2022年12月13日(火)13 : 45~15 : 15
- 会場:A会場+オンライン ※年次大会2022内
- 関連ページ:AXIES2022年次大会 https://axies.jp/conf/axies2022/
質問・コメントEtherpadを使ってみます。
http://ethp.rcis.jp/p/OSS-13PM1A
※HTTPS、間に合いませんでした。すいません- タイムテーブル(予定 2022.12.12現在)
- 13:45-はじめに(部会紹介)
- 13:50-14:10:(現地より講演)「PLAGS UT: 自動評価付きPythonプログラミング課題管理システム」佐藤重幸先生(東京大学)
- 14:15-14:35:(リモートより講演)「CoursewareHub: Jupyter Notebookによる講義・演習環境」政谷好伸先生(NII)資料(https://www.dropbox.com/s/a76b1uxe4wq0hgn/AXIES2022-CoursewareHub-v1a.pdf)
- 14:40-15:00:(リモートより講演)「Jupyter Notebookを使ったプログラミングの反転授業の実施事例の報告」桑田喜隆先生(室蘭工業大学)資料
- 15:00-15:15 質疑・ディスカッション
- 講演者(話題提供者):各種話題:各20分程度
- 「PLAGS UT: 自動評価付きPythonプログラミング課題管理システム」佐藤重幸先生(東京大学)
- 東京大学における全学的Pythonプログラミング教育の要請に応えるために,我々はオンライン課題管理システムPLAGS UTを開発した.これは,提出された答案を自動評価して即座にフィードバックを受講生に返すとともに,自動評価結果に基づいて提出物のレビューを支援するシステムである.本講演では,PLAGS UTの設計を紹介し,授業での運用結果を報告する.そして,開発と運用で得た知見を論じる.
- 「CoursewareHub: Jupyter Notebookによる講義・演習環境」政谷好伸先生(NII)
- 本講演では,Jupyter Notebookを用いた講義・演習を運営するための環境CoursewareHub, 国立情報学研究所で独自に開発・拡張している機能について紹介する. (https://coursewarehub.github.io/)
- 演習環境の⽤意,教材の配布,回答の回収など,講師をサポートするワークフロー機能
- 演習時に受講者の活動履歴を取得する機能
- 各大学が運用するLMSならびに学認との認証連携機能
- CoursewareHub の構築方法
- 本講演では,Jupyter Notebookを用いた講義・演習を運営するための環境CoursewareHub, 国立情報学研究所で独自に開発・拡張している機能について紹介する. (https://coursewarehub.github.io/)
- 「Jupyter Notebookを使ったプログラミングの反転授業の実施事例の報告」桑田喜隆先生(室蘭工業大学)
- 室蘭工業大学では,2019年度より情報基礎教育の一環として学部1年生全員を対象としたプログラミング教育をJupyter Notebookの演習環境で実施している.2020年度より反転授業(事前演習の実施)を導入したがその有効性に関して報告をする.
- 「PLAGS UT: 自動評価付きPythonプログラミング課題管理システム」佐藤重幸先生(東京大学)
- 質疑・情報交換・ディスカッション