イベント

2012年度年次大会 部会企画

年次大会

F2: Moodle に求める機能(改善)に関するオープンセッション ~情報・意見交換 フォーラム~

オーガナイザ: 大西 淑雅 (九州工業大学),中野 裕司 (熊本大学)

オープンソース技術部会・Moodleサブグループでは、Moodleの情報交換の場を提供します。 4名のパネリストよりMoodleに関する情報や運用実績・課題などをご紹介いただき、Moodleに求める様々な機能(教育機能、管理機能、連携機能、カスタマイズ事例、日本ならではの機能)を整理しつつ、AXIES会員機関が求める機能に関する要望や提案について、フロア内の参加者を交えて議論する予定です。皆様のご参加をお待ちしております。

日時:12月17日 13:40-15:10
  1. Moodle Research Conference 参加報告とMoodle2.4新機能の紹介:喜多敏博(熊本大学) 第1回のMoodle Research Conference が2012年9月14~15日にギリシャで開催された。本報告では、Moodle Research Conferenceの参加報告を行う。また、まもなくリリースされるMoodle2.4新機能を紹介し、Moodleの活用(あるいはカスタマイズ)に関連する機能について、意見交換を行う。
  2. 日本語Windows上でMoodleを動作させる際に生じる仕様上の問題:白井達也(鈴鹿工業高等専門学校) Moodle Trust公認団体の日本ムードル協会(MAJ)の活動を簡単に紹介する。次に、日本語Windows上でMoodleを動作させる際に生じる仕様上の問題を提起した上で、意見交換を行う。本企画セッションでの議論の結果は、AXIES会員機関にフィードバックされると共に、MAJのチャネルを使って、Moodle開発部隊に「Moodleに求める機能(改善要望)」として伝える予定である。
  3. 三重大学におけるMoodleの運用~教育実践での課題~:奥村晴彦(三重大学) 三重大学では、三重大学版Moodleを提供し多くの教育機関で活用されている。本発表では、三重大学におけるMoodleを活用した教育実践の経験や結果についていくつか報告する。その上で、オリジナルMoodleに期待する機能(構造)について話題を提供する。また、三重大学版Moodleに関する要望なども意見交換できることを期待する。
  4. 日本の管理者がMoodleへ希望する機能:本田宏(株式会社ヒューマンサイエンス) 今回の発表で「管理者」とは、実際に教材を作成する教員(Moodle上の教師)ではなく、事前に複数のコースを作成し、更に受講登録も行うような業務をメインとしている事務職員や技術職員を指す。これらの職員が要望する機能、大量に受講登録する事によって発生する問題などについて紹介する。

F3: Ja Sakai Updates (Ja Sakai コミュニティ最新活動紹介)

オーガナイザ: 梶田 将司 (京都大学),常盤 祐司 (法政大学)

日本における Sakai コミュニティである Ja Sakai では設立された 2008 年以来継続的に活動を続けている.これまではオープンソースソフトウェアの Sakai CLE を日本の大学に適用するため の Import 的な活動に重きが置かれていたが,最近では Ja Sakai コミュニティから Sakai コミュニ ティに貢献する Export 的な活動が行われるようになってきた.本セッションではこうした取り組みの紹介を交え,オープンソースソフトウェアを活用した全学的な教育基盤構築に関連する情報提供とその課題を参加者と考える場としたい.

日時:12月17日 15:30-17:00
  1. 大学 ICT 環境構築ビジネスモデルの動向:調整中
  2. Global/Ja Sakai 動向:梶田将司(京都大学),常盤祐司,宮崎誠(法政大学)
  3. Lightning Session:Ja Sakai 幹事会メンバ
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